「二極化」という言葉が叫ばれて久しくなり、最近ではあまり聞かなくなってきていますが、

定期昇給がなくなり成果給が重視され始めたことにより、優秀な人はより高収入に、

そうでない人はより低収入に二極化し、中間層がなくなっていく傾向にあります。

この調査では、高額所得者を「上流(20代年収800万円以上/40代1000万円以上/50代1200万円以上)」。

低額所得者を「下流(20代300万円未満/30代400万円未満/50代500万円未満)

という言葉であらわしていますので、ここでもそのままの言葉を使わせてもらいます。

まず、上流の人と下流の人の生活習慣の違いで興味深いのは、

テレビやインターネットの使い方と、新聞や読書の関係です。

上流の人のほうがテレビを見る時間が少なく、見る番組はNHKが3割であったのに対して、

下流の人ほどテレビを見る時間が長く、見るテレビ局は3割がフジテレビ

(1位からネプリーグ、行列のできる法律相談所、アメトーク、クイズ・ヘキサゴン、ブームイン)であった。

また、上流の人は日経新聞を読む人が一番多く、年間に数冊の本を読んでいるのに対して、

下流の人は新聞を読まない人が多く、年間に5冊未満の人が過半数です。

下流の人ほど、体系だった知識や情報を取得する機会が少ないのです!

また、テレビの時間などからも下流の人の内にこもりがちな性格が見てとれますが、

実は下流の人ほど未知の知識に接触する機会が少なく、

身の回りだけで世界が世界が完結する傾向にあります。

そのため興味の幅が狭くなり、対人関係が苦手で、

バーチャルな世界で自己満足を求める傾向が高くなるのです。

 

お金持ちになる人は、お金を追うのではなく、良い刺激(仲間や情報)にお金を使うのです!

儲かる人ほど外に出て新しい知識を得ようとするのに対して、

儲からない人ほど色々な理由を挙げてキチンと学ばない姿が、ここによく表れています。

「下流は、世襲する」というのはすでに常識ですが、それはお金持ちが教育にお金をかけられるというだけではなく、

親の生き方がまったく異なるからだと私は思います。

今日のひとこと

「貧乏な人は貧乏になる生き方をし、

お金持ちになる人はお金持ちになる生き方をしている」

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