“右肩上がり”の視聴率を記録しているフジテレビ系の連続ドラマ「ラスト・シンデレラ」(木曜後10・00)の最終回が20日に放送され、平均視聴率が17・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。最終回は15分拡大で放送された。
瞬間最高は午後10時56分、57分、59分の3分間で、20・9%だった。自分の気持ちに気付いた桜が凛太郎に一緒にニューヨークに行けないと告げ、広斗のもとに駆けつけたクライマックスのシーンだった。
初回(4月11日)13・3%でスタートし、以後は第2話14・4%、第3話14・4%、第4話14・5%、第5話14・9%、第6話15・0%、第7話15・7%まで一度も数字を落とすことなく視聴率がアップしていた同作。これは視聴率がデータ化された1989年以降、民放の連続ドラマで史上初の快挙だった。第8話で14・8%と一度は落としたものの、その後は第9話15・9%、第10話16・1%と再びアップを続け、クライマックスを迎えた最終回はまた1・7ポイントの急上昇で、これまでの最高を記録した。
これにより、全11話の平均も15・2%となり、全話平均でも最後に15%を超えた。今クールで全話平均で15%を超えているのは「ガリレオ」と「ラスト・シンデレラ」のみ。